超薄型(ULP)キーボード開発の難所:バッテリーの最適な配置場所を求めて


自作キーボード界隈で密かに注目を集めているのが、Cherry MX ULP(Ultra-Low Profile)スイッチなどを使用した、極限まで薄さを追求した設計のキーボードです。しかし、その薄さを実現しようとするがゆえに直面する大きな課題があります。それが「バッテリーの配置場所」です。

Redditのr/ErgoMechKeyboardsでは、現在進行形でULPキーボードの開発に取り組むユーザーが、ワイヤレス化に必要なバッテリーをどこに収めるべきか、その設計の難しさについて投稿し、話題を呼んでいます。

開発中のULPキーボードの設計イメージ

超薄型設計では、基板(PCB)とケースの間の隙間がほとんどありません。そのため、一般的なリチウムポリマー電池を配置すると、せっかくの薄さが損なわれてしまうというジレンマが生じます。

コミュニティでは「PCBの一部をカットアウトして電池を埋め込む」「ケースの底面にわずかな膨らみを設ける」「あえてパームレスト部分に電池を逃がす」といった、ULPならではの工夫やアイデアが多数寄せられています。薄型化と実用性のトレードオフをどう解決するか、ビルダーの腕の見せ所と言えるでしょう。