よりエルゴノミックなキーボードへ移行して手首の痛みが発生?コミュニティで話題の事例


Redditの「r/ErgoMechKeyboards」コミュニティにて、よりエルゴノミクス(人間工学)に特化した自作キーボードに乗り換えたところ、逆に手首の痛みに悩まされるようになったというユーザーの投稿が話題を集めています。

投稿者はこれまで約1年間、「Lily58」(MXスイッチ搭載、テンティングなし)を愛用し、非常に快適にタイピングを行っていました。しかし最近になって、自身で新たに設計したキーボード(penor-keyboard)へと移行しました。この新しいキーボードは、Lily58よりも各列の縦のズレ(コラムスタッガー)が強く設定されており、投稿者にとって初めてとなるテンティング(キーボードに傾斜をつける機構)が導入されています。さらに、長年慣れ親しんだMXスイッチから、ロープロファイルのChocスイッチへと変更されていました。

新しい環境に移行して1〜2週間、最も低いテンティング角度でタイピングを続けていたところ、特に左手首に強い痛みが発生するようになったとのことです(右手はマウス操作を併用しているためか、痛みは比較的軽い様子)。痛みの原因を探るため、現在はテンティングを外して検証しているものの、まだ決定的な解決には至っていません。

投稿者は「よりエルゴノミックな設計を目指したはずなのに失敗したのだろうか、それとも単に体が新しい形状に慣れていないだけなのだろうか」と疑問を投げかけています。コラムスタッガーの角度、キースイッチのプロファイル、そしてテンティングの有無といった複数の要素を一度に変更したことが、手首への負担に繋がった可能性が考えられます。

新しい分割キーボードやエルゴノミクスキーボードを導入する際は、少しずつ体に馴染ませていくことや、一度に変更する要素を最小限に抑えることの重要性を再認識させられる興味深い事例です。