42キーの極小設計、Azoteqトラックパッドを統合した自作分割キーボード


Redditの自作キーボードコミュニティにて、極限までコンパクトさを追求した42キーの分割キーボードが公開されました。このプロジェクトは「最小のフットプリント」を目標に設計されており、単一のSTM32F072 MCUとI2C経由のMCPエクスパンダーを組み合わせて制御されています。

完成した42キー分割キーボード

スイッチには、薄型で知られるCherry ULPとの比較検討の末、より軽い打鍵感(35cN)を持つPG1316Sが採用されました。また、このキーボードの大きな特徴は、FPCコネクタを介してAzoteq 43トラックパッドを統合している点です。

トラックパッドとスイッチの近接ショット

技術面では、精密なはんだ付けやQMKファームウェアの設定において非常に苦労したとのことです。特に、マトリックスのスキャン速度を維持するために2つのI2Cバスを並列で動作させる構成を実現しており、過電流保護やESD保護(静電気対策)も備えた、実用的かつ高度な設計となっています。

基板の背面と回路構成