ホールエフェクトスイッチを活用したワイヤレスMIDIキーボード:打鍵の深さで表現を制御


自作キーボード界隈で注目を集める「ホールエフェクト(磁気検知)スイッチ」を、音楽制作の分野に応用した興味深いプロジェクトがRedditで公開されました。

このデバイスは、ホールエフェクトセンサーの最大の特徴である「キーストロークの連続的な位置検出」をフルに活用した、ワイヤレスのMPE(MIDI Polyphonic Expression)対応MIDIキーボードです。スイッチにはAkko Astrolinksを採用し、スプリングの重さを調整しながら試行錯誤が続けられています。

従来の鍵盤とは異なり、キーを押し込む深さをそのままアフタータッチやチャンネルプレッシャーとして送信できるため、鍵盤ごとに繊細な表現が可能です。現在はBluetoothによるワイヤレス接続で動作しており、動画内でのケーブルは給電用としてのみ使用されています。

制作者は「キーボード趣味の傍らで音楽制作を行うユーザーにとって、このようなデバイスがセットアップに馴染むかどうか」を問いかけています。磁気スイッチの「深さを検知する」という特性を音楽表現に結びつけた、DIY精神あふれる意欲的な試みと言えるでしょう。