HHKBの定義とは?自作キーボード界隈で巻き起こる「HHKBレイアウト」論争


メカニカルキーボードコミュニティのRedditにて、何をもって「HHKB(Happy Hacking Keyboard)」と呼ぶべきかという興味深い議論が展開されています。HHKBは、PFU社が展開する伝説的なキーボードですが、自作キーボードの世界ではその特徴的なレイアウトを模したカスタムモデルが数多く存在し、それらを「HHKB」と呼ぶことの是非が問われています。

HHKBスタイルを継承したカスタムキーボードの全体像

本記事では、コミュニティ内での主な4つの視点が紹介されています。1つ目は、PFUブランドのみがHHKBを名乗れるという「ブランド独占派」。2つ目は、静電容量無接点方式(Topre)スイッチこそが本物であり、MXスイッチは認めないとする「スイッチ重視派」。3つ目は、6uスペースバーや特定のオフセットなど、厳密な仕様を求める「技術的正確性派」。そして4つ目は、角の「ブロッカー」を備えた60%レイアウトの総称として捉える「デザイン・通称派」です。

美しいブロッカーとキーキャップのディテール

サイドからのシルエットと洗練されたデザイン

背面から見た重厚なケース構造

投稿では、美しいカスタムキーボード「Otsukimi(KKB Dolch使用)」や「MatrixLab Hiya(GMK HyperBeige使用)」の作例が紹介されています。これらはMXスイッチを採用しながらも、HHKBの象徴的な美学を見事に継承しています。

別アングルからのビルド紹介1

別アングルからのビルド紹介2

スイッチやマウントの細部

デスクトップでの使用イメージ

自作キーボードにおいて、HHKBは単なる製品名を超え、一つの「完成された様式」として愛されていることが伺える議論となっています。皆さんは、どこまでが「HHKB」だと考えますか?