エルゴキーボード「Pinkie」のPCB設計が進展:リバーシブル設計とトラックポイント搭載への挑戦


エルゴノミクスキーボード愛好家の間で注目を集めている新しいプロジェクト「Pinkie」のPCB設計が、大きな進展を見せています。

設計者の最新報告によると、Gateron KS-33ロープロファイルスイッチに対応したリバーシブル基板の設計が完了に近づいています。この設計の特筆すべき点は、北向き(North orientation)のホットスワップソケットと、南向き(South orientation)のはんだ付けの両方をサポートしていることです。基板の配線も非常にクリーンに整理されており、最初のプロトタイプ発注に向けて最終調整が行われています。

PinkieのPCB設計画面

さらに興味深いアップデートとして、設計者は古いLenovo R61から回収したトラックポイントをキーボードに統合する実験を計画しています。人差し指で自然にアクセスできる位置に配置することを目指しており、実現すればマウス移動を最小限に抑えた効率的なタイピング環境が整いそうです。

試作段階のレイアウト

キーボード名の「Pinkie」には二つの意味が込められています。一つは、このキーボードの最大の特徴である極端な「小指の段差(pinky stagger)」。そしてもう一つは、昨年亡くなった設計者の愛猫「Pinkie」へのオマージュです。機能性と設計者の想いが詰まったこのプロジェクトの、今後の展開から目が離せません。