QWERTYや韓国語配列は「横ずれ」に最適化されている?エルゴノミクスの新たな視点
自作キーボード界隈では「QWERTY配列は非効率」とされることが多いですが、Redditに投稿された考察によれば、実はQWERTYは「ロウスタッガード(行の横ずれ)」という伝統的な構造において、150年の試行錯誤を経て進化した合理的な配列であるという興味深い視点が示されています。
筆者は、QWERTYの真価はホームポジションに固執せず、手を「ハの字」に置くスタイルで発揮されると指摘しています。一方で、指の動きに合わせた「カラムスタッガード(列の縦ずれ)」環境ではQWERTYは不向きであり、そうしたエルゴノミクスキーボードを使用する場合には、Colemak DHなどの代替配列への移行が大きなメリットを生むと述べています。
また、韓国語の標準である「2ボル式」配列もロウスタッガードでの快適性を前提に設計されており、Alice配列の源流(EM7等)が韓国で生まれた背景にも、この配列と物理構造の親和性が深く関わっていると分析しています。エルゴノミクスは単なる物理配置だけでなく、使用する言語や文化的背景によっても最適解が異なるという、デバイス選びにおいて非常に示唆に富む内容です。