Kinesisのデザインを継承した独自のDactyl系キーボードが完成


Kinesis Advantage 2およびAdvantage 360のデザインに強くインスパイアされた、独自のDactyl系エルゴノミクスキーボードがRedditで公開されました。Fusion 360を用いてゼロから設計されたこのプロジェクトは、3Dプリント技術と自作ならではの工夫が詰まった野心的な作品です。

筐体には複数の素材が使い分けられており、トッププレートや壁面にはABS-CF、ボトムプレートにはPLA-HT、リストレストにはPETG、そして底面の「靴」の部分にはTPU95が採用されています。機能面では、言語レイアウトを素早く切り替えるための専用サイドボタンを2つ搭載。内部にはNice!Nanoと18650バッテリーを内蔵し、ポリエステルウールによる吸音処理も施されています。

特に注目すべきはキーキャップの制作手法です。シングルカラーの3Dプリンターを使いながら、ABS-DCMスラリーを注入することで文字を形成するという、独創的なアプローチが取られています。リストレストは着脱可能なダブテール(蟻継ぎ)構造となっており、実用性とメンテナンス性も考慮された、まさに「自分専用」の究極の1台と言えるでしょう。