PCBからケースまで完全自作:QMKベースのフルカスタムキーボードへの挑戦


Redditのr/MechanicalKeyboardsにて、PCB設計からケース製作までを自ら手がけた「完全自作」のフルサイズキーボードが公開され、注目を集めています。投稿者はPCBデザインの学習をきっかけに、以前から興味のあったメカニカルキーボードの製作を組み合わせることを決意しました。

このキーボードの最大の特徴は、市販のキットを使わずにPCBとケースの両方を独自に設計している点です。ファームウェアにはQMKを使用し、標準的な104キーのテンプレートをベースに、計算機アプリの起動や音量調節用の専用キーを追加するカスタマイズを施しています。

設計された自作PCBの様子

主要なパーツ構成として、スイッチにはOutemu MX Blue、スタビライザーにはDurock V3(スペースキーのみ)を採用。キーキャップにはWomier製のダブルショットPBT(ブラック)が選ばれています。製作過程では、注文したスイッチが3ピンだったことに後から気づくといった自作ならではのハプニングもありましたが、投稿者は「今のところはこのまま使う」と前向きに捉えています。

完成したカスタムキーボードの外観

また、PCB上には将来的な機能拡張を見据えた空きフットプリントも用意されており、予算やアイデアに合わせてアップデートしていく楽しみを残しています。既製品や既存のキットの枠を超え、自身のスキルを凝縮させた意欲的なプロジェクトと言えるでしょう。