自作キーキャップ設計の第一歩:Cherry MX軸の寸法と設計のポイントを解説


自作キーボードの世界に足を踏み入れると、自分だけのオリジナルキーキャップを作ってみたいという意欲が湧いてくるものです。今回は、キーキャップ設計の基本となるCherry MX互換軸の寸法データと、設計時のポイントをご紹介します。

キーキャップを設計する上で最も重要なのが、スイッチと接続する「ステム(十字軸)」部分の寸法です。Cherry MX軸の標準的な十字全幅は約4.0mmですが、3Dプリンター(特にFDM方式)で出力する場合、そのままの数値では嵌合(かんごう)がキツすぎて装着できない場合があります。

キーキャップ設計のイメージ

記事では、キーキャップ側の推奨値として十字全幅4.15〜4.25mm、溝幅1.30〜1.40mmといった、わずかに「逃げ」を持たせた数値を提案しています。また、標準的な1Uキーキャップの上面サイズは約12.0mm四方となります。

これらの基本数値をベースに、お使いのプリンターの精度に合わせて0.05mm単位で微調整を行うことが、理想のフィット感を実現する近道です。自分だけの「こだわりの一品」を目指して、まずは1Uサイズの設計から挑戦してみてはいかがでしょうか。